上野屋のSDGs
SDGsへの取り組み
SDGsというほど大げさな取り組みではありませんが、上野屋では様々な理由で市場に流通しない食材の製品化に取り組んでいます。
まず、全ての商品に共通して使われる魚のすり身は、島根県浜田市で水揚げされた獲れたての地魚ミンチを使っています。このミンチはJFしまね様から、「浜値が付かず、廃棄するしかない魚をミンチにしている。何かの商品に使ってもらえないか。」と相談されたことがきっかけで原材料の一部で使用することになりました。
水揚げ量が極端に多い日や、連日同じ魚種ばかり水揚げされると競りで値段が付かないことがあります。ただ、値段が付かなかっただけで新鮮な魚です。JFしまね浜田支所様ではこの日替わりで変わる新鮮な魚達をミンチにすることで廃棄をなくしています。素晴らしい取り組みですので上野屋ではこのミンチを原材料として使うことで協力させてもらっています。
JA石見銀山との連携
続いては、地元 JA石見銀山本部様との連携です。大田地区では近年、アスパラ・ 白ねぎの生産量が増え、それに伴って規格外のものも増え活用方法を模索されてい ました。島根県農林水産部の関係者の方から話を伺い、実際の白ねぎとアスパラを 頂くと十分に食材として使える野菜達でしたので、この規格外の新商品開発を進める ことを決めました。
そして第1弾として完成したのが、島根県大田市産白ねぎを使った 冬季限定販売の「白ねぎ天」です。今後もJA石見銀山本部様との連携商品は続 きます。チップスやせんべいでの商品開発、食材をアスパラなど他の野菜に変えて、 少しでも規格外の野菜が食材として使われるお手伝いを進めていきます。